1951-07-18 第10回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 閉会後第8号
○説明員(唐澤勳君) 運賃の問題は実はこれは権限としましては物価庁の問題でございますので、結局最終的には物価庁でおきめを願うわけでありますが、運輸省が直接事業の監督をしております関係で、そういう運賃料金についてもいろいろ検討をする立場にありますので、その点から申しますと、この私鉄の運賃は先ほども申上げましたように、相当社会政策的な要素を織込んだ運賃政策をとつております。経営状態から見ますると、この度電力料金
○説明員(唐澤勳君) 運賃の問題は実はこれは権限としましては物価庁の問題でございますので、結局最終的には物価庁でおきめを願うわけでありますが、運輸省が直接事業の監督をしております関係で、そういう運賃料金についてもいろいろ検討をする立場にありますので、その点から申しますと、この私鉄の運賃は先ほども申上げましたように、相当社会政策的な要素を織込んだ運賃政策をとつております。経営状態から見ますると、この度電力料金
○説明員(唐澤勳君) 電気料金が大幅に引上げられますと、その経営に著しい悪い影響を来たすと思うのであります。大体私設鉄道の最近の経営の状況を見ますと、最近の物価の値上りとかいろいろな特殊事情もございまして、経営が著しく困難になつておるのでありまして、その経営の改善といいますか、その収入は全部運賃でございますが、運賃につきましては、これは公共の事業であるということで認可制をとつておるのでありまして、この
○説明員(唐澤勳君) 運輸省所管の事業のうちで、この電力料金の問題が一番強く大きく影響しますのは私設鉄道でございます。私設鉄道は或いは動力としましては石炭等もございますが、大部分は電気を動力としておりまして、殊に大都会で大量を輸送しております大きな私設鉄道は大部分電気を動力としております。この電気料金が大幅に上るとなりますれば、その経営に非常に大きな影響を……
○政府委員(唐澤勳君) 運輸省といたしましては、このような改正を是非して頂きたいと思つておるものでございます。それは理論的に言いまして、只今提案者の御説明のありましたように、やはり原因者負担を原則とする。そうして受益の範囲で管理者が負担するということが情状妥当である、かように考えるのであります。それから又実際問題といたしまして、過去の実績を見ますというと、私設鉄道の問題が一番大きいのでありますが、私設鉄道
○説明員(唐澤勳君) それでは只今部長から概略の御説明がありましたが、経過を少し敷衍して申上げます。再評價の差額の課税につきましては、非常な大きな固定資産を持つておりますので、この再評價をあのシヤウプ勧告案の通りにやる場合においては非常は厖大なものになつて参りまして、この再評價のことにつきましては、告程お話もございましたように、関東の業者が出しましたやり方と、我々のやつたのと、若干違いがありますが、